夜は暗いもの?

以前、読んだ新聞記事に夜が明るいところにいる時間が長いと睡眠に関わるホルモンが少なくなるということが、書いてありました。
なるほど。
確かにわれわれの幼い頃は、24時間のコンビニもほとんどなく、夜は、食堂くらいしか明いていなくて、一部の飲み屋街以外は、夜は暗いものでした。
また、深夜のテレビなども少なく、夜も規則正しく寝る家庭が、多かったように思います。
確かに24時間のコンビニができたり、他の業種でも深夜営業や年中無休が競うように増加してきました。

いろんなチェーン店も営業時間を伸ばすことで売り上げを伸ばし、ドンドン便利になってきました。

しかし、最近世の中に、そのひずみが出てきているように思います。人間は、自然のなかに生きる生物です。
朝、明るくなったら、気持ちよく目覚め、昼は、働き、暗くなったら眠るという自然なサイクルの中で生きることが望ましいのではないかという気がします。

不眠に対してこのホルモンのことが証明されたことは、ごく当たり前のような気もします。
しかし、今、夜の九時や十時にテレビをつけず暗くすることの方が難しい世の中になりました。
そう考えるとほとんどの方は、きちんと睡眠がとれていないことになります。

今の世の中では難しいと思いますが、夜を自然に任せて暗くすることで、今よりも深い眠りにつくことが出来て、精神的にも肉体的にもみんなが元気になり、平和な世の中になるような気がします。しかし今の時代そうすることで、仕事がなくなったり、不便になったり困る人もたくさんいるので、どうしたら良いかという答えは、私にはわかりません。
せめて夜は、できるだけテレビをつけずスタンドやダウンライトにしてぐっすり休めるようにしたいです。これがすべての健康につながります。

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