多事争論

筑紫 哲也さんがお亡くなりになりました。知的さとおおらかさが印象的でした。

ジャーナリストということで、時には、厳しいコメントもありました。
他の人なら、批判的に聞こえる内容でも、その裏に人間としてのおおきな器や暖かさ、広い知識による裏づけが見えて、素直な忠告やアドバイスとして、納得して聞くことができました。

同じ言葉でも、違うひとが語ると、聞き手への印象や根本的な意味まで変わってしまう。
言葉は、水物であり、慎重に選び、語り方や表情などをよく考えないと自分の考えの半分も伝わらない。

このことを筑紫さんから教わった。
天国からみた世の中は筑紫さんにはどのように映ったか多事争論を聞いてみたい。

時流

大毅選手5RKOらしいです。映像を見ることができなかったので、結果のみの報告にします。

話は変わって、「時流」ということについて思うことがあります。時代の流れや時代の流行と言う意味があると思います。この流れに乗って多くのヒーローが誕生し、時代の流れに乗って富を得た人もいる。

時代の匂いをかぎわけ、いろんなキャラクターでテレビに出続ける人や、いろんな時代にあった仕事をかぎわけて時流に乗って大きく成功する人は、すごいと思う。

しかし、時流には危険も伴う。時流に乗って一瞬大きな成功を収めても、それがいつまでも続くことはない。そして次の時流に乗り遅れると、消えてしまう。

先日、詐欺で捕まった音楽プロデューサーは、その代表である。時流に乗って何をやってもうまくいっていた。しかし2000年以後時流が変わり、世間が彼の作品を求めなくなった。

時流は大きな波となり、莫大な経済効果を生むが、すぐに他の波が出来てきて古い波は消えてなくなる。そして古い波はわすれられてしまう。その変化が最近、早くなってきた気がする。

流行に乗って、大きくチェーン展開したり、規模拡大した業種が、閉店したり、偽装が見つかったりいろんなひずみが出てくる。

しっかり計算された経営やマニュアルのとおりに人が動いても、マニュアルから外れた状況になると、どのように対処していいか判らなくなる。
そして無理して利益を出そうとしていろんな偽装をするようになるのではないだろうか?

時流に乗って一時期得をしても身の丈に合う仕事やお金のレベルを超えてしまうと必ずひずみが来る。

今の世の中は、その大きなひずみの中にいるような気がする。

しかし、人が幸せに感じる真心、絆、和、など暖かいふれあいは、時流に左右されず、いつの時代も不変である。
あまり、大きなことで成功を求めず、こつこつ身の回りの人のためになることをひとりひとりすることが、本当に豊かな世の中になる近道かもしれない。

こんなアナログな世の中のほうが安心して笑える。

亀田 大毅

早いものだ。あの内藤戦から約一年が経ち、謹慎が解けた亀田 大毅が復帰する。パフォーマンスや反則などの批判に対して色々考えて過ごし、人間としても成長していることを期待したい。
ボクサーの中で一般メディアからの注目を集める数少ない選手だけにきっちりとした段階を経て、日本ランカー、日本チャンピオン、東洋チャンピオン、世界ランカー、世界チャンピオンという誰が見ても納得する形でステージを上がっていくことが必要である。

一般のメディアの扱いは小さいが、実力で日本チャンピオンになれば、ボクシング界の評価が格段に上がることは間違いない。

今回復帰戦の相手が日本の選手でないのが残念であるが、試合をみれば実力は、すぐにわかると思う。今後のマッチメイクにも期待したい。

最後の診療。

昨日は、最後の治療の時間が長くなってしまいました。スタッフには申し訳ないと思います。

ただ、患者さんのためにご都合にできるだけ合わせて治療させていただくという考えを理解してくれて、最後まで元気良く仕事をしてくれるスタッフがいるからこそ、気持ちよく仕事ができます。

いつもありがとう。

淡路のおいしいお店

娘の七五三を無事に終え、家族の写真撮影。親ばかですが、かわいさに、自然と笑顔がこぼれました。
その後、行きつけのお店で食事をしました。
淡路の良いところをお伝えしたいと思います。
私の小さい頃から馴染みの魚沙汰という魚屋さんがあります。
そこの息子の小鹿 一郎さんのお店です。いろんなところで修行してきた日本料理の腕と、魚屋と直結してこといるということで、素材は常に新鮮でおいしいものばかりです。
私の通っていた志筑小学校の4つ年下の後輩で、私の弟の同級生です。
地元では有名でいつも忙しくしています。
もし淡路島に行くことがあればぜひお立ち寄りください。

〒656-2131兵庫県淡路市志筑1554-1
℡0799-62-3100
旬香 魚沙汰

カウンターで忙しくしているのが、一郎さんです。

七五三

明日から淡路島の実家に帰ります。
娘の七五三で淡路島のいざなぎ神宮にいっています。
開業前は娘が生まれてなかったので、もう七五三かと思うと不思議な気持ちになります。
最近は、診療が終わってからも、仕事が多く、休みの日も研修などでなかなか一緒に遊ぶことができませんが、「パパー」と言いながら、満面の笑顔で走ってくるといつも、たまらなくかわいく、愛しく、幸せになります。
また、いつも娘といっしょに過ごし、家庭を守ってくれている妻には頭が上がりません。
両親に大切にしてもらったことに感謝しつつ、家族の絆を大切にして、今度はその想いを子に伝えていきたい。
久しぶりに淡路島でお互いの両親と家族でゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。